2つの庭とアウターリビングを持つ邸宅PORTFOLIO 16

CONCEPT

居心地のいい場所を自由に選びながら暮らす

建物の中心にある中庭に向けて開口を広くとったリビングとダイニング。
ダイニングは2つの中庭に挟まれるようにプランされ、気持ち良く風が抜けていきます。
また、中央の中庭にはゆったりとした軒下空間を確保し、アウターリビングを設けました。
キッチンは、リビングとダイニングの中間にレイアウトし、リビングの様子もダイニングの様子も目が届くようになっています。
どこにいても中庭越しに家族の気配が感じられ、居心地のいい場所を自由に選びながら暮らせる空間となっています。

PLAN

中庭をロの字に囲む平屋のプラン

オーナーは「プライバシーを守りながらも、自然を身近に感じながら暮らしたい」というご希望をお持ちでした。
当初、高い塀で敷地を囲むことになるだろうと想像されていたそうです。
しかし積水ハウスが提案したのは、広い敷地を生かして中庭をゆったり確保し、それをロの字に囲む平屋のプラン。
高い塀で閉鎖的な外観の表情をつくるのではなく、建物自体で視線を遮るというものでした。
プライバシーを確保しながら、自然を身近に感じながら暮らせる空間となっています。

玄関から手前の庭とダイニング、奥の庭まで視線が抜ける開放感。
屋根の勾配にあわせてとった吹き抜けの高窓から光が差し込む。
照明を備えた奥行き3.0mの軒下。アウトドア用のソファやチェアを配置してアウターリビングに。
外部からの視線は完全に遮られているので夜もカーテンは不要。庭の緑を間近に楽しめる。

DESIGN

中庭の自然と調和するデザイン

幅の広いフローリングや、壁材などは、主張を抑えながらも素材感のあるデザインで統一。
リビングからキッチン、ダイニングに続く壁には間接照明を埋め込みました。
光を柔らかくすることで、夜でも中庭の表情を楽しむことができます。
また、リビングやダイニングの開口部、アウターリビングともに、
中庭との行き来がしやすいよう段差を低く抑えたデザインとなっています。

室内でも自然を身近に感じられるよう中庭の植栽はあえて建物に近づけてレイアウト。
玄関に足を踏み入れると、開放的な中庭に四季を感じられる。
茶室をイメージしたゲストルームは、雰囲気の異なる和モダンのデザイン。

愛知県 K邸

  • 敷地面積/425.69㎡
  • 延床面積/156.93㎡
  • 1F PLAN
  • 小屋裏階 PLAN

PROFESSIONAL STAFF

プロジェクトマネージャー
木澤 佑哉
デザイナー
野田 大介
エクステリアデザイナー
小川 潤
コンストラクター
加藤 洋司
プロジェクトマネージャー
木澤 佑哉
デザイナー
野田 大介
エクステリアデザイナー
小川 潤
コンストラクター
加藤 洋司

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