はまさき循環器内科
- 循環器内科
- 医院専用
目指したのは、美術館のような佇まいで
一歩入ればくつろぎが広がる医院
大学卒業後から、循環器内科1本で研鑽されてきた院長。長年の循環器専門病院勤務を経て最初のクリニックを開業された時、積水ハウスに建築を依頼されました。「建物への信頼感から積水ハウスを選びました。動線についてすごく気に入っていましたが、そのうち手狭になってきて。駅から少し離れた立地だったこともあり、移転開業を考えるようになりました」。そして再びのご依頼となり、その間にはご自宅も積水ハウスで建築されました。新しい医院は、最寄り駅から徒歩1分と絶好の立地。「外観は美術館のようなクールな佇まい、中に入るとくつろげるような…」というイメージをもとに、基本的な動線は以前の医院を踏襲しながら、各空間のゆとりを広げました。確かな診療と立地の良さから患者数はぐんと増えたそうで、院長は「移転開業が私自身のモチベーションアップにもつながりました」とお喜びです。
外観で、特にこだわられたのが屋根形状。正面からは完全にフラットに見える形状で、モダンな「美術館」のイメージを実現しながら、正面からは見えない北側に屋根勾配をとり、雨仕舞にもしっかり配慮しています。
連続したサッシが、室内の心地よさを高めつつ、外観のアクセントとしても機能しています。
伸びやかな吹抜けとダイナミックな梁、ワイドなコーナーサッシで構成された待合室。「ホテルみたい、ってよく言われるんですよ」という院長のお言葉にも納得の心地よさです。
受付のカウンター天板は、大理石の一枚物。待合室のソファは、イメージに合う既製品がなかなか見つからず、特注されたそう。
「問診票を座って書けるように」と、カウンターの高さを一部下げてデスクのような造りに。足腰がつらい高齢者の方にやさしく、プライバシーにも配慮されています。
中待合は建物の中央に配置。北側の診察室、奥の運動負荷室、南側の処置室、いずれにも入りやすい動線としています。点滴などを行う処置室との間は、完全に仕切らず腰壁に。中待合の明るさが保たれるとともに、診察室から処置室にも目が届きます。
トレッドミルなどの器具が並び、患者さんの運動時の変化を検査できる運動負荷室。診察室とインターホンでつながっているため、何か起こってもすぐに対応できます。
診察室は3室横並びにし、利用しやすい配置となっています。北側なので直射日光が入ることなく、安定した明るさを保てます。
一番端の運動負荷室から、3室ある診察室、さらに受付のほうへと一直線につながっているスタッフ専用の動線。患者さんと動線が交わらず、スムーズに動けます。
院長室は、ご自宅とテイストを同じくしたモダンなインテリア。院長の知識欲を、壁一面に造り付けた書架が支えています。
施設情報
用途 | 医院専用 |
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敷地面積 | 1684.10㎡ |
1F床面積 | 339.76㎡ |
2F床面積 | 77.11㎡ |
延床面積 | 416.87㎡ |
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医院部分面積 | 416.87㎡ |
駐車場台数 | 35台 |
担当支店 | 北九州支店 |