次世代へ想いをつなぐ
価値ある資産承継
安心して家族に資産をつなぐために
賃貸住宅として土地を活用
この記事は2023年8月時点の情報です
安心して家族に資産をつなぐために
賃貸住宅として土地を活用
不動産管理信託を活用してお悩みを解決
信託は遺言ではできない「二代・三代先の宛名を付けた」相続の手立てであることをご存じでしょうか。今回、積水ハウス信託へ相談に来られたのは駐車場のオーナーA様です。A様は、ご長男夫婦と同居中。ご子息への資産承継を考えておられましたが、病気を患い、お身体が不自由になってしまったA様に寄り添ってくれたご長男B様の妻C様にも大変感謝しておられました。しかし、慣れない不動産管理で負担をかけることや、子どものいないご長男夫婦に承継することで、将来C様の親族へ土地が相続されることを懸念されていました。そんな中、税理士や司法書士から信託活用の助言を受け、積水ハウス信託へ足を運ばれたのです。
委託者 | 受益者 | 受託者 | 委託者代理人 | 帰属権利者 |
信託目的を定め、財産を託す人 | 信託された財産からの収益を受け取る人 | 委託者の意向に基づき託された財産の管理を行う人 | 委託者に代わって受託者に資産の管理運用について指示ができる人 | 信託契約が終了後、信託財産を受け取る人 |
委託者 | 信託目的を定め、財産を託す人 | 受益者 | 信託された財産からの収益を受け取る人 | 受託者 | 委託者の意向に基づき託された財産の管理を行う人 | 委託者代理人 | 委託者に代わって受託者に資産の管理運用について指示ができる人 | 帰属権利者 | 信託契約が終了後、信託財産を受け取る人 |
A様のご相談を受けて提案したのが、不動産管理信託を活用し、駐車場として貸している土地に「シャーメゾン」を新築するプランです。金融機関からの借り入れや、賃貸住宅の計画・建築などは積水ハウスグループが一貫してサポート。
竣工後の物件管理も積水ハウス不動産が担います。委託者であるA様をはじめ、承継者であるB様とC様の不動産の管理負担を軽減。そして資産承継の道筋をお子様のいるご長女D様へつなげることができました。
更に体調不安を抱えていたA様のご希望によりB様を委託者代理人に定め、賃貸経営に関わる重要な判断を任せることで、A様のご不安も解消できました。現在建築中のシャーメゾンは、閑静な住宅街に相応しいホテルライクな賃貸住宅で、ご家族皆様が完成を楽しみにされています。資産価値を高めて、希望の承継も叶った今回の事例。積水ハウス信託はオーナー様の様々な想いに寄り添ったご提案をいたします。
お悩み
・ご長男夫婦には子どもがいないが、駐車場となっている土地は、自身の一族に承継していきたい ・長年同居しているご長男とその妻にも、感謝の気持ちとして財産を遺したい ・病気でお身体が不自由なため、建築の手続きや建てた後の管理などの負担はできるだけ減らしたい。また将来、家族にも負担をかけたくない
解決
・ご長男とその妻を受益者に、ご長女を帰属権利者に定めた、遺言ではできない「宛名を付けた」相続が可能に ・ご長男とその妻に感謝の想いとともに財産を遺しつつ、大切な土地をご長女の家系に承継する道筋がついた ・建築から物件管理に至るまで、積水ハウスグループ全体でサポートすることで、A様やご家族の負担を軽減できた