託す人、託される人にも
安心できる資産承継を
信託を活用し、遺産分割協議を避け、
希望通りの承継を実現
この記事は2024年2月時点の情報です
信託を活用し、遺産分割協議を避け、
希望通りの承継を実現
相続人同士のお悩みを解決し、
資産承継の道筋を
資産継承する時に、難航するケースの一つが代襲相続人による遺産分割協議です。代襲相続とは、相続人が死亡した場合、子や孫が代わって相続人になる制度。相続人となるはずの兄弟姉妹が亡くなった際、代襲相続人と疎遠だった場合は連絡や協議に苦労することも。今回ご紹介するのは信託により、代襲相続人を交えた遺産分割協議を避けスムーズに資産を引き継いだA様の事例です。
A様は近所に住む叔父のB様が独り身でご高齢だったため、日常的に身の回りのサポートをしていました。B様はそんなA様に自身の資産を託したいと考えていたようです。しかし、兄2人は他界、妹も認知症という状況で、今後、代襲相続人を交えた遺産分割協議が難航することを懸念し、また、更地となっている土地にかかる相続税も心配だとA様に話をしていました。そこで、B様の想いに応えるためにA様は積水ハウスに相談。積水ハウス信託を紹介され提案されたのが、信託を活用した承継計画と新たにシャーメゾンを建築するプランでした。
委託者 | 受益者 | 受託者 | 代襲相続人 |
信託目的を定め、財産を託す人 | 信託された財産からの収益を受け取る人 | 委託者の意向に基づき託された財産の管理を行う人 | 被相続人より前に相続人が他界している場合などに相続人になる人(孫やひ孫、甥姪) |
委託者 | 信託目的を定め、財産を託す人 | 受益者 | 信託された財産からの収益を受け取る人 | 受託者 | 委託者の意向に基づき託された財産の管理を行う人 | 代襲相続人 | 被相続人より前に相続人が他界している場合などに相続人になる人(孫やひ孫、甥姪) |
不動産管理承継信託を利用したことで宛名をつけた承継が叶い、積水ハウス信託による借り入れと遺産分割協議の回避が可能に。B様はご自身が元気な間に物件が完成し「これで安心だ」と笑顔で話してくださいました。不安に思われていた物件管理も、積水ハウスグループが一貫してサポートしています。また、シャーメゾンの建築によって相続税が圧縮でき、土地の売却をしなくて済んだことをおふたりは高く評価してくださいました。
無事、B様が元気なうちに道筋を立てられたこの案件で印象的だったのが「あの時、信託してもらって本当によかった」というA様の言葉です。資産承継は引き継ぐ側も苦労をすることがあります。様々なご提案ができますので、ご相談ください。
お悩み
・B様は、身の回りの世話をしてくれている姪のA様に、大切な土地を分割することなく承継させたい ・B様には認知症を発症した妹のほか、A様以外にもふたりの代襲相続人がいるが交流は少なく、将来、遺産分割協議が難航する恐れがある ・このまま相続が発生した場合、相続税が高額になるが、納税のために大切な土地を売却したくはない
解決
・信託の活用で、土地はB様の希望通りA様が承継する道筋がつき、将来の遺産分割協議を回避できた ・シャーメゾン建築費用の借り入れもスムーズに進み、その後の賃貸管理も積水ハウスグループがサポートすることで、A様に負担をかける心配もない ・更地にシャーメゾンを建築したことで、相続税が圧縮でき、大切な土地を手放す必要がなくなった