次世代へと価値を継承するために。暮らし心地を追求した人気物件。

この土地に建っていたのは築27年が経過した2棟のシャーメゾン。メンテナンスやリフォームも適切にされており、入居状況も好調でしたが、相続への備えを考慮し、次世代への継承も考えて建て替えることに。長いおつきあいの中で、オーナーさまは、積水ハウスの建物にもアフターメンテナンスの対応にも信頼感をお持ちでした。「住まいの夢工場」や「シャーメゾンフェスタ」などもご覧になられ、新たなプロジェクトでも迷わず積水ハウスに託していただきました。

設計は、配棟計画を見直すことからスタートしました。2棟の建物を1棟にまとめ、隣接するご自宅前は駐車スペースとして、視界が開けるように工夫。1棟で単調になりがちな外観は、サインゲートや植栽、外灯などで趣を演出しました。オーナーさまは、夕闇にうかぶ建物の様子を特に気に入られたとのことで、「その様子を見たくて散歩コースを変えたほど」と評価いただきました。

「入居者の住み心地のよさを大事にしたい」というオーナーさまのお考えを反映し、居室は開口部の大きなビューサッシや、共用廊下には防犯性を備えた格子ルーバーを採用するなど、採光や風通しも工夫。また、新婚家庭や子育て世帯など、幅広い家族構成に対応するため、15戸に6種類の間取りを用意しました。子育てママに嬉しい回遊動線やアイランドキッチンなどの反響も大きく、周辺相場より高い家賃設定ながら、募集から1カ月で満室に。「建てる以上は自分が住みたくなるようなものに」というオーナーさまの思いに応える賃貸住宅が生まれました。