田中歯科
- 一般歯科
- 小児歯科
- 口腔外科
- 医院専用
歯科医院の固定概念にとらわれない、
居心地のよいクリニック
医院の正面は街のメインストリートに沿って、立派な桜並木が続きます。閑静な住宅街であること、豊かな自然を感じられる環境であること、そしてこの桜並木の存在から、「やさしい建物」をコンセプトに田中医院はプランニングされました。豊かな中庭の景色とメインストリートの桜並木も借景にしながら、大きな開口から自然をたっぷりと室内に取り入れています。歯科医だからこうしなければ、という考えにはとらわれず、街中のお医者さんとして、老若男女だれが来ても心地よくて帰りたくなくなるような場所をと考え実現されました。
もともとあった大きなケヤキを活かし、石や土、砂利と木々を組み合わせて現代的なでありながら原風景を思わせる庭を設計した。芽吹いたケヤキの緑とゲンカイツツジのピンクが鮮やに彩る。
待合室の北側には幅4.5m以上、高さ150センチの地窓をイメージしたFIX窓が庭の景色を切り取って見せている。よくあるソファーが並ぶ待合室とは一線を画した、本当のリラックス空間の演出になっている。
コンクリートの床、ホワイトの壁や天井、あらわしの梁やカウンターの木質が、シンプルでモダンな、明るい空間をつくっている。
診察室では、天井高のFIX窓が庭に向けて設けられている。患者さんは治療を受けながら、医院の庭を眺め、庭越しに街路樹の桜や空を眺めることができる。
敷地南東角にある医院への入り口は、玄関まで緩やかなスロープのアプローチとなっている。玄関をあえて奥に設けて距離を生むことで傾斜もゆるやかになり、「高齢になる患者さんに配慮したい」という先生の思いにも応えている。
敷地奥から手前に大きく葺き下ろす片流れの屋根が印象的な外観。街路樹の桜とのバランスを検討し、2階建てでありながら、平屋のような佇まいとなっている。
道路からの視線をコントロールしつつ、室内からは閉鎖的にならず景観を十分に楽しめるよう、外構の塀の立上げなどを精緻に設計されている。
施設情報
用途 | 医院専用 |
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敷地面積 | 296.91㎡ |
1F床面積 | 116.50㎡ |
2F床面積 | 63.00㎡ |
医院部分面積 | 179.50㎡ |
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担当支店 | 名古屋東支店 |