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住文化の向上・教育支援の考え方・方針
住文化の向上・教育支援の考え方・方針住文化の発信教育支援
生活リテラシーブックの発刊
 「自分流の豊かさを見つける才能」というテーマで、2004年9月に「生活リテラシーブック」というオリジナル本を創刊しました。リテラシーとは、OECD(経済協力開発機構)の拡大した定義によれば「生きるために必要な知識・技能・教養」とされています。当社はこれにさらに“生活”というキーワードを加え、「生活リテラシー」という言葉をつくり、「暮らしと住まいをより豊かにする力」という意味を込めました。

 2005年度は「すこやかな眠り」と「菜園のある暮らし」をそれぞれテーマに、第2号、第3号を発刊しました。第2号の「すこやかな眠り」では、「不眠の時代」と呼ばれる現代において、ぐっすり眠るための生活ノウハウからその環境づくりについて。また、第3号の「菜園のある暮らし」においては、庭に菜園を加えることはただ野菜を作るだけでなく、五感やコミュニケーションの回復も図り、食育にもつながるものと位置付けています。また、コンポストづくりをすることで地球環境改善へもつながることも提案するなど、多彩な情報をお伝えしています。
literacy 002 good sleep
「すこやかな眠り」
literacy 003 kitchen gardening
「菜園のある暮らし」
すまい塾
 総合住宅研究所「納得工房」では、住まいと暮らしについて一般の方と従業員がともに楽しみながら考えていく勉強会「すまい塾」を実施しています。「すまい塾」には、「こだわり講座」と 「公開講座」の2つがあり、住まいづくりの予定の有無を問わず、関心をお持ちの方であればどなたでも参加していただくことができます。

 「こだわり講座」では、住まいに関する正しい知識から納得できる住まいづくりのポイントまで、総合的な知識を身につけていただきながら、自らの暮らしを振り返り、“理想のわが家”を見つけていただくことを目標としています。納得工房での「すまい塾」をアレンジした、事業所版「すまい塾」も全国各地で開催しました。開催場所は、当社のホームページ上で確認していただけます。
基礎コース(全8回・4ヶ月間) 2005年度受講者数:45名
体験学習等講義を通し、住まいに関して幅広く公正な知識を身に付けつつ暮らしを振り返り「わが家のテーマ」を自らの手で探る。卒業制作でテーマボードを製作。
専科コース(全4回・2ヶ月間) 2005年度受講者数:20名
敷地・外構計画等の学習後、実際の敷地に則したプランニングを体験する。卒業作品としてプランニングボードを製作。
基礎コース カリキュラム
1 入門・生涯住宅
2 キッチン計画
3 空気・熱性能
4 音性能・収納/法律・庭づくり
5 インテリア計画
6 構造・耐久性/家相の基礎知識
7 照明・わが家のテーマ発見
8 修了式
専科コース
1 入門/敷地・外構計画
2 プランニング(1)
3 プランニング(2)
4 修了式




 そして、毎月開催する「公開講座」では、住まいと暮らしに関した多彩なテーマで社外から講師をお招きしています。2005年度は13回開催、延べ1,505名もの方に参加していただきました。講座終了後には、講演録「すまい塾誌上公開講座」を発行し、生活や生き方に役立つ旬の情報を、幅広いテーマで社内外に広く発信しています。

2005年度に開催した「公開講座」
テーマ 講師 受講者
136 スパイス健康活用術 スパイススタジオ 武政 三男 93
137 知って納得!水とからだの健康 同志社女子大学教授 左巻 建男 89
138 こうすれば脳は若返る! 作家、医学博士 米山 公啓 230
139 ひと鉢からはじまる緑のまちづくり ランドスケープアーキテクト 二見 恵美子 146
140 ドイツ流シンプルで心あたたまる暮らし 生活評論家 沖 幸子 147
141 五感で楽しむ中国茶 中国茶文化国際検定協会
会長
棚橋 篁峰 83
142 身の丈の家 神戸芸術工科大学教授 鈴木 明 55
143 東大寺大仏が過ごした1253年 奈良国立博物館学芸課
資料室長
西山 厚 95
144 暮らしに役立つ色彩 住人十色 有限会社 色彩環境計画室 葛西 紀巳子 159
145 ライフスタイルと健康 大阪大学 医学部教授 森本 兼曩 119
146 粗食のすすめ 管理栄養士 幕内 秀夫 119
147 音宇宙へのいざない〜北インド古典音楽 シタール奏者 南沢 靖浩 102
148 マメな豆のはなし 熱帯植物研究者 吉田 よし子 68
1505
(敬称略)
第141回公開講座
五感で楽しむ中国茶
  第147回公開講座
音宇宙へのいざない〜北インド古典音楽〜
これからも、住まいと暮らしのコミュニケーション活動に取り組み、住文化向上に寄与したいと考えています。
こだわり講座塾生の体験の様子
商品企画コラボレーション〜大阪芸術大学×積水ハウス
 大阪芸術大学からのインターンシップ生の受け入れがきっかけとなり、同大学デザイン学科の教授である喜多俊之氏とともに、同大学の学生を対象に「次世代の住空間デザイン」商品企画コンペティションを開催しました。

 多数の学生から、住宅商品のデザインとアイデアが43点も寄せられました。これらの応募作品のうち28点の作品を梅田スカイビルの公開展示スペースに展示し、優れた作品5点を表彰しました。これらのデザインやアイデアは、当社の商品に活かすことができるよう研究を進めています。

 当社の技術力と学生からの斬新なアイデアを掛け合わせることで、両者にとって新たな一歩を踏み出すきっかけになればと考えています。
作品展示会
住まいの図書館
 総合住宅研究所(京都府木津町)と東京支社(東京・新宿)の2ヶ所にある「住まいの図書館」では住まいや暮らしという視点で図書や雑誌を収集し、住文化の発信を行っています。年間の来館者は約3,000名近くにものぼり、住まいづくりを考える方ばかりでなく、建築を学ぶ学生や建築の専門家の方々にも利用していただいています。

 各館で1万冊を超える蔵書には、家を建てるときに役立つ実用本から、住まいの歴史、インテリアデザイン、ユニバーサルデザイン関連の書籍、建築家の作品集やエッセイに至るまで、建築の専門書に限らず、一般の方々にも親しんでいただけるさまざまな住まいに関する図書や雑誌を幅広く取りそろえています。また、手続きをしていただいた方には、図書の貸し出しも行っております。

 総合住宅研究所内の「住まいの図書館」は、所員の研究のみならず、「すまい塾」塾生の皆様に主に利用していただいています。一方、東京の「住まいの図書館」は、一般公開されており、蔵書や建築家の雑誌掲載作品の検索も可能です。館内には、ル・コルビュジエの「LC1スリングチェア」やマッキントッシュの「ヒルハウスI」など、世界の著名な建築家によるデザインの椅子を取り揃え、まるで書斎にいるような雰囲気の中で、ゆったりと読書を楽しんでいただけます。
住まいの図書館(東京・新宿)   豊富な専門書
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