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生産時のCO2排出削減の取り組み
住宅のエネルギー消費生産時のCO2排出削減の取り組み
輸送時のCO2排出削減の取り組み居住時のCO2排出削減の取り組み1
居住時のCO2排出削減の取り組み2
生産時のエネルギー消費
 2004年度は、重油を除くエネルギー消費量は前年度を上回り、CO2総排出量もそれに伴い増加しています。これは、木材を加工する施設を増設したことなどが原因であると考えられます。全体としては、売上高も増加したため、CO2排出量の原単位は2004年度とほぼ同値でした。

CO2排出量(当社全6工場) 1次エネルギー消費量(当社全6工場)
CO2排出量(当社全6工場)のグラフ 1次エネルギー消費量(当社全6工場)のグラフ

電力消費量(当社全6工場) ガス使用量(当社全6工場)
電力消費量(当社全6工場) のグラフ   ガス使用量(当社全6工場)のグラフ

重油・灯油使用量(当社全6工場)
※1 2004年度より、原単位を連結売上とし、2000〜2003年度については再計算しました。
※2 2004年度より、単位を容積から重量に変更し、2000〜2003年度については換算しました。
重油・灯油使用量(当社全6工場)のグラフ

バイオマス発電の導入
 地球温暖化の原因となる化石燃料による発電に代わり、バイオマス発電が注目されています。バイオマス発電とは、木材などの植物が光合成によって蓄えた太陽エネルギーを活用する新しいタイプの発電方法です。バイオマス発電の特長は、燃焼したときに発生するCO2が、もともとは生物が成長過程で空気から取り込んだものなので、トータルでは大気中のCO2を増加させないことです。

 当社では、NEDOの共同研究事業「バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業調査」に参画し、導入前段階の実現性評価を行っています。これは、製材残材から燃焼ガスを抽出しガスエンジン発電機を回すもので、化石燃料に依存しない発電方式として期待されているものですが、まだ実証段階のため商用化されておらず、世界でも数機しか稼動していません。同事業で採択されれば、2005年度中に滋賀工場管轄の浅井工場(集成材加工工場)でコージェネレーション(電熱供給)システムとして稼動させ、同工場で消費する電力と熱の約3割をまかなう予定です。これにより大幅なCO2削減が期待できます。
※ 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構

実験機の写真 NEDO実証試験事業調査に使用した実験機
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