世界各国が協力して地球温暖化を抑制するための約束事項を定めた京都議定書が2005年2月に発効しました。これにより、日本は2008〜2012年の温室効果ガス排出量を1990年比で6%削減することが義務付けられました。温室効果ガスの大半を占めるCO2の削減が急務となっています。
当社では、住宅の一生を通したCO2排出量を把握することが重要と考え、生産から解体にいたるまでの各段階における排出量をライフサイクルアセスメント(LCA)※の手法を用いて算出しました。その結果、居住段階のCO2排出量が約70%と最も大きいことがわかりました。居住段階での環境負荷削減が、最も重要かつ効果的であると認識し、技術や製品の開発に力を入れています。 |