当社は、「人間愛」を根本哲学とした企業理念にのっとり、あらゆるステークホルダーの信頼を高めるべく企業活動を推進しています。なかでも、コーポレートガバナンスを経営上の重要課題のひとつと位置付けて、その体制を構築し、迅速かつ誠実な経営に取り組んでいます。
当社は、2002年度より、経営責任の明確化と業務執行の迅速化を図るため、取締役の員数を半減するとともに執行役員制を導入しています。取締役会を原則月1回、執行役員会を隔月開催するほか、執行役員は4半期ごとに取締役会において業務執行状況の報告を行っています。また、当社ではいわゆる委員会制は採用せず、監査役制を採用しています。透明性と適時・適切なチェック機能および経営監視機能が発揮できるように、経営システムとして2名の社外監査役を含む4名の監査役を置いています。監査役は、監査役会が定めた監査の方針、業務の分担等に従い、取締役会その他の重要な会議に出席するとともに、専門の内部監査部門である監査部と連携して事業所への往査などを行っています。
また、CSRの積極的な推進のために、従来のコンプライアンス委員会を2005年2月よりCSR委員会に改組しました。企業経営者層、経営学者および弁護士の合わせて3 名の社外委員を加えるとともに、その事務を独立・専門に執り行う部署としてCSR室を新設し、企業の社会的責任について、チェック機能の強化・拡大につとめています。 |