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再生可能エネルギーの利用 エネルギーの「質」にこだわりたい
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高まる燃料電池への期待
 燃料電池は水素と酸素の化学反応で発電し、その際に発生する熱も利用するシステムです。水素という新しいエネルギーの活用、エネルギー効率の高さ、発電時の排ガスもクリーンで、運転音も静かなことから研究が急速に進み、自動車用や大規模施設向けの燃料電池に続いて、家庭用についても実用化の段階に入りました。
 発電所で発電し各家庭に送るという現在の方法は、排熱が利用できないことや送電時のロスによって元のエネルギーの約37%しか利用できません。しかし燃料電池では各家庭で発電、発生する熱も有効に利用することで、エネルギー効率を70〜80%まで高めることができます。
 現在は、発電に必要な水素を化石燃料である都市ガスやLPガスから取り出していますが、将来的にはバイオマスから取り出したり、太陽光などの自然エネルギーを使って水から水素をつくりだすことも考えられ、水素は次世代のエネルギーとして大きな可能性を秘めています。
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