大阪府岬町にある当社分譲地、リフレ岬・望海坂では、より安心して暮らせる街をめざした取り組みの一環として、約160世帯が参加する緊急地震速報の実証試験を行っています。これは、地震が発生した場合、大きな揺れが到着する前に高速回線を使って各家庭に情報を配信するシステムで、事前に防災対策ができるようになり、国レベルで試験が進められています。速報から大きな揺れまでの時間は震源の位置によっても異なりますが、今世紀前半にも発生が懸念されている東南海地震を想定した場合、リフレ岬では大きな揺れが到達する20〜30秒前には情報配信が可能であると考えられます。 このシステムには、常時接続の高速通信網が不可欠です。リフレ岬は「e-タウン」として当初から全戸に光ファイバーが導入されているため、街全体が参加する大規模な試験が可能となりました。現在は試験の段階ですが、アンケートなどを活用し、直前の速報に対してどのような準備・行動が必要か、どのような点に注意する必要があるかなど、参加者の方々の意見・行動をフィードバックしながら調査を進めていきます。 |