当社ではひとりでも多くのステークホルダーの皆様から信頼を得られる組織となるように、企業価値の向上とビジネスの発展をめざしています。これを実現するために、2004年度は2009年に向けた当グループの中期経営ビジョン“S-Project”を発表し、経営の基本となるCSR(企業の社会的責任)を推進するとともに、適切なコーポレートガバナンス(企業統治)体制の一層の整備を進めました。
具体的には、透明性と適時・適切なチェック機能および経営監視機能が発揮できるように、経営システムとして監査役に2名の社外監査役を置いています。2002年から取締役の人数を半減するとともに、新たに執行役員制を導入し、経営責任の明確化と業務執行の迅速化を図っています。
従来、法令順守等を徹底するためにコンプライアンス委員会を設けていましたが、2005年2月からは会社経営層、経営学者および弁護士の3名の社外委員を加えたCSR委員会に改組し、その事務を独立・専門に行う部署としてCSR室を新設しました。これにより、CSRについてのチェック機能の強化・拡大、およびCSRの推進を図っていきます。 |