サイトナビゲーションローカルナビゲーションコンテンツインフォメーション
トップ > マネジメントシステム > 環境マネジメント
サイトマップ
環境マネジメント
環境マネジメントの推進
 積水ハウスでは、環境推進担当役員を議長とする全社環境会議の下に4つの全社横断的な環境推進組織を設けて全社的な視点から環境経営戦略の企画、立案にあたっています。また、当社では住宅部材の多くを自社工場で生産しているため、全国6工場すべてでISO14001の認証を取得しています。

 環境マネジメントは自社だけにとどまらず、建築過程に関わる関連会社各社、運送業者や部材のメーカー各社に対しても、積極的に働きかけ環境負荷をコントロールしています。このようなライフサイクルを通したマネジメントができるのは、住宅の施工について代理店を設けず、直接自社で施工する体制を持っているからです。これにより密接な連携により実効性のある運営を進めることができます。

環境行動推進体制
環境行動推進体制の図
環境技術部会

<役割>
技術開発・商品開発・購買部門等からメンバーを選出し、全社的な環境技術の目標を立案する。


<取り組み>
居住時のCO2排出量を削減するための技術開発・住宅設計を検討する。
施工・解体時廃棄物の処理まで視野に入れた部材開発、資源循環のための再生資源の活用を検討する。

環境生産部会

<役割>
生産部門からメンバーを選出し、全社環境会議の方針を基に生産に関わる行動目標(ISO目標とリンク)を検討し、工場で実施するための方針を決定する。


<取り組み>
自社工場での部材生産において、エネルギー効率のより一層の向上によるCO2排出削減を検討する。
ゼロエミッション達成後の効率的な維持体制を検討する。
住宅部材生産時に使用されているさまざまな化学物質に関して管理、削減取り組みを検討する。

環境施工部会

<役割>
施工関連部所・営業本部等からメンバーを選出し、全社環境会議の方針を基に産業廃棄物・リサイクルの問題に対する行動目標を検討し、事業所で実施するための方策を決定する。


<取り組み>
施工現場と工場の連動による部材加工やデリバリーの合理化を進めることでエネルギーの有効利用を図る。
リデュース、リユースによる施工時の廃棄物排出削減を進める。発生の避けられないものについてはリサイクルによる資源循環の方策を検討する。
施工方法の改善や施工機械の改良によって、施工に伴う環境汚染や騒音などの発生を軽減する方策を検討する。

環境行動部会

<役割>
全国総務委員会の代表と各工場・本社よりメンバーを選出し、全社環境会議の方針を基に企業市民としての省エネルギーなどの取り組み目標を検討し、本・支社、各事業所で実施するための方策を決定する。


<取り組み>
事業所・展示場における電力・エネルギーの効率的利用に向けた従業員の意識向上と情報発信を行う。
グリーン購入の推進と事業所における資源の有効活用策を検討する。
低公害型車輌の導入や事業所系廃棄物のリサイクル活用による有害物質の発生抑制を図る。

ISO14001認証取得状況
 当社6工場すべてにおいて、2001年度中にISO14001の認証取得を完了しました。2004年度の内部監査では、環境マネジメントシステムが適切に運営されており、特筆すべき問題点はありませんでした。

ISO14001認証取得状況
工場名 認証取得年月日
東北工場 2001年3月26日
関東工場 2001年1月29日
静岡工場 2000年7月31日
滋賀工場  2000年12月25日
兵庫工場 2001年2月26日
山口工場  2000年11月29日

グリーン設計シート〜環境配慮設計の推進
 住宅のライフサイクルを通した環境負荷を削減するためには、部材や商品の開発時にも環境配慮の視点を盛り込むことが重要であると認識し、当社では「グリーン設計シート」を導入しています。これを用いて「エネルギーの消費削減」「自然・未利用エネルギーの活用」「廃棄物の削減」「資源の有効利用」「有害物質の使用削減」「住まいの長寿命化」の6つのカテゴリーについて部材・商品の開発時にチェックをし、環境配慮設計を促します。また、開発担当者の環境意識向上にも寄与すると考えています。

グリーン設計シートの検討項目
エネルギーの消費削減
自然・未利用エネルギーの活用
廃棄物の削減
資源の有効利用
生産時の端材削減
施工時の端材削減
分解性
資源循環性
負荷の少ない処分方法
リサイクル材使用
省資源設計
梱包廃棄物の削減
有害物質の使用削減
住まいの長寿命化

グリーン設計の一例

曲面壁用サッシの写真 曲面壁用サッシ
パノラマのような眺望と室内空間に新鮮な広がりを持たせる曲面壁用サッシ。現場での省力化と輸送効率のバランスを考えて、数ユニットに分けて現場に搬入できる設計としました。
<エネルギーの消費削減>

アクセント小窓「レクリュ」の写真 アクセント小窓「レクリュ」
小窓ながら通風を考慮して開閉機能を持たせた開口部。
<自然・未利用エネルギーの活用>

TK建具・TP建具の写真 TK建具・TP建具
従来木の欠点とされていた部分を木の個性として自然の表情をそのまま採用したナチュラル志向の室内建具。
<廃棄物の削減、資源の有効利用>

トップライトドームの写真 トップライトドーム
フラット屋根部分に設けるトップライトドームは光を取り込むだけでなく、メンテナンスを考慮して開閉可能な納まりで設計。
<住まいの長寿命化>

グリーン購入
 事業所で使用する文具などの物品について、環境に配慮したものを優先的に購入する「グリーン購入」の取り組みを進めています。2004年8月には、当社環境行動部会が全事業所の営業・事務部門にグリーン購入率の数値目標策定を呼びかけました。各事業所は目標に対する進捗状況を電子メールを通じて毎月本社に報告し、これを環境行動部会が集計することにより全社的な取り組みを進めています。また、関係会社の積水ハウス梅田オペレーション(株)と協力して、インターネットによる文具販売「ecoecoねっと」を運用し、グリーン購入がより進めやすい体制をつくっています。その結果、2004年度のグリーン購入率の平均は46%と、2003年度より9%向上しました。
ページの上へ