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「人間愛を実践し、自律・
成長できる人材となってほしい」
当社企業理念の根本哲学である「人間愛」とは、相手の幸せを願いその喜びを我が喜びとする奉仕の心をもって何事も誠実に実践すること。ひたすら愛することに徹し、決して見返りを求めないということなのです。つまりいかに自分以外の人たちの幸福を優先させて考えるか、他人が喜ぶことならばこの身をいとわずよき事のために微笑みをもって供することができるか否かが問われているのだと思います。
生命と財産を守り、街並みや景観を形成していく当社の事業は社会的責任も重く、儲け主義のみでは決して成り立ちません。人間としての生き方をも問われるこの理念を具現化することが真のCSにつながり、社会に貢献できるのです。
また、当社では人間の根源的なテーマである人権に関する啓発や教育に20年余にわたり取り組んできました。相手の立場に立ち、相手の痛みがわかる人権の視点こそ「人間愛」の原点であると考えています。
「人間愛」の考えを実践し、積水ハウスを支える気概を持って自律・成長してほしいと思います。そのために社員が自らのキャリア構築を志し、継続して自己啓発を行う環境づくりにこれからも取り組んでいきたいと思います。 |
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1980年に人権擁護推進委員会が設置されて以来、毎年、全従業員に対して人権教育を実施しています。従業員一人ひとりが、企業理念である「人間愛」を事業活動を通じて実践し、人権上の社会的責任を果たしていくため、年度ごとに計画を策定し、さまざまな人権問題を探究し、新しい認識を学習しています。研修の実施や人権啓発レポートの発行のほか、ボランティア精神の育成とノーマライゼーション思想の普及のため1994年以来、社会福祉法人ノーマライゼーション協会主催の「チャリティフリーマーケット」にも継続参加しています。 |
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2002年8月、和歌山県高野山で「第33回部落解放・人権夏期講座開催」(主催・社団法人部落解放・人権研究所) が3日間にわたり開催されました。人権問題や啓発活動について学ぶため、当社からは支店長・所長などの幹部社員が45名参加。昼間は各自が選択する課題別講演を受講し、夜は当社独自の研修会を開いて議論を深めました。既に延べ730名以上が学んでいます。参加者にとっては、各自の事業所で活かせる具体的な行動を知る貴重な機会となりました。 |
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各支店や営業所ごとに、エコリーダーを選出し、環境問題に関わる各現場の業務内容や、地域の特性に応じた事業所レベルでの取り組みや工夫などの情報を集約するシステム「エコリーダーズ・ネットワーク」を構築しました。現場からの声を取り入れ、双方向で情報を共有することにより、企業全体の環境意識の向上を図っています。 |
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職種ごとに実施している職能集合研修やOJTだけでなく、積極的な自己啓発を支援する目的で会社の一部補助による120種類を超える通信教育の斡旋、650タイトル以上の無償のレンタルビデオライブラリー制度などを実施しています。
また、社員の自己啓発意欲の高揚などを図るために約30年前より社員の各種資格習得に対する祝金支給制度を設けており、現在その対象資格数は140種類以上にのぼります。 |
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全国安全週間(7月1〜7日)にちなみ、災害ゼロの安全職場を目指して安全標語を募集したところ社内をはじめ関係会社、協力会社の方々の家族から、標語20,756名、図案105名の応募をいただきました。15年にわたり毎年多数の応募があり、家族も含め安全への関心の高さが感じられました。当社では「目で見る安全ポイント集」や「点検・補修安全作業マニュアル」を有効活用し、積極的に災害防止を進めています。 |
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