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立ち座りを補助する手すりの実験 　快適な居住性を生みだす「生活クオリティ」と、長寿命化・環境負荷低減につながる「ストッククオリティ」。積水ハウスでは、業界最大規模を誇る「総合住宅研究所」を拠点とした研究開発や地域の気候風土に応じた商品開発を行っています。 　また、積水ハウスの住まいづくりの基本は「邸別自由設計」。お客様のご要望に専任スタッフが最適な住まいのプランニングをしていきます。ご家族の暮らしの提案だけでなく、街並みや周辺環境と調和した永く住み継がれる住まいづくりをめざしています。

高品質な住宅をつくる生産体制 　徹底した品質管理とオートメーション化で、ひとつひとつの住まいづくりに向けて高性能部材を生みだす工場ライン。 すべての住宅に同じ品質を提供するために、部材のひとつひとつが製品規格どおりの強度や精度を満たしているかを専任スタッフが厳しくチェックしています。公的基準ばかりではなく、独自に定めた管理体制も取り入れて生産・加工部材の品質管理を行うことが、住宅メーカーとしての責任であると、積水ハウスは考えています。 　積水ハウスの工場内にリサイクルセンターを設置しています。ここでは、建設現場から再び工場に戻ってきた住宅部材の分別作業や再資源化を行っています。

定期巡回によるアフターメンテナンス 　住まいのメンテナンスやリフォームは長寿命化につながり、省エネルギーや省資源に貢献します。積水ハウスは全国に「カスタマーズセンター」や「リフォーム営業所」を設け、安心で快適な住まいをサポートする体制を整えています。 　また住まいの売却の際には、カスタマーズセンターが点検を行い、積和不動産が査定、リフォーム営業所が補修・改修し、積和不動産が媒介・買取するなど、グループのネットワーク力で、中古住宅の流通を促進しています。

積和建設のスタッフ 　施工品質管理方法や工事担当セクションの責任意識を高めるため、施工会社をあえて別会社化しています。積水ハウスの施工開発・指導専門の技術部門と共同で、さまざまな職能教育・人材教育も積極的に実施しています。 　グループの環境行動の方向性を決定する際には、事前の意見交換により施工現場の声を聞くなど、積極的にコミュニケーションを図っています。統一した環境行動を行うことによって効果的な環境負荷の低減をめざしています。

リサイクル率を向上させる分別解体 　積水ハウスの各事業所と積和建設各社では、住宅の新築にあたって、その敷地内に建つ既存住宅の解体を積極的に引き受け、リサイクル率の向上あるいは適正に処理するための取り組みを行っています。 　住宅ライフサイクルの最終段階である解体段階でも資源の有効利用を考慮し、環境負荷低減をめざします。

必要部材を素早く配送 　全国6カ所の自社工場で生産した住宅構成部材は、各工場に隣接した運送業者と密接な連携を取りながら輸送するシステムを構築しています。1台のトラックで複数の施工現場へ効率的に配送するための積載の工夫や、合理的な輸送ルートの選択、中間配送拠点（デポ）を活用した燃料消費の少ない小型車輌への積み替えからドライバーに対するアイドリングストップなどのエコドライブ教育まで、さまざまな工夫でCO2排出削減の取り組みを進めています。