間口が狭く奥行きが長い敷地など、都市部に多く見られる厳しい敷地条件において住まいを検討する場合、敷地を最大限に活用することが大きな課題となります。
都市型軽量鉄骨住宅「ビー アーバン」は、そのような都市型住宅の課題を克服するため、「250mmモジュール」を設計の一部に採用するなど、敷地対応力を高め、間口の狭い敷地や変形地にも柔軟に対応できるよう配慮した都市型コンセプトモデルです。また、アルミ格子スクリーンや壁で囲まれたロジア(半戸外空間)、グレーチングバルコニーなどにより、プライバシーを守りながら室内空間に光や風を採り込む工夫もされています。
「ビー アーバン」は、高い耐久性や強度を備えた外壁(SVパネル)の意匠性とシンプルでスタイリッシュな外観、そして空間を無駄なく活用する設計コンセプトなどが高く評価され、2005年度グッドデザイン賞を受賞しました。 |