ハイライト | Sustainability Report 2006

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利便性や効率性だけではなく、癒しや健康、自然との触れ合いや人とのつながりなどを求める人が増えてきています。積水ハウスでは、日々の暮らしを通じて本当の心の豊かさを実感できる住まいを提供したいと考え、生活提案の観点から研究、開発を重ねています。日本人の29%がLOHAS※1層と言われる現在。住まい手とともに考える、新しい住まいと暮らしの1例をご紹介します。

※1 LOHASとは「健康と環境を指向するライフスタイル」(Life Styles of Health and Sustainability)の
頭文字をとった言葉。当社は、(株)イースクエアが米国調査機関NMIと提携して行った調査に参加しました。

　自宅の庭で野菜をつくる「菜園ガーデン」を庭づくりの提案のひとつとしてスタートさせました。個人の家庭でもなるべく簡単に楽しく取り組めるノウハウやシステムを提案しています。野菜や土に触れることで、人が忘れかけていた「五感の回復」、採れたて野菜を通して「人と人をつなぐ場」となることが実感していただけるはずです。

菜園スペースを木枠で囲み美しい景観を保ちます。


自然の恵みをいただきます。		剪定した枝や枯葉は、肥料になります。



命のつながりを感じる暮らし



兵庫県芦屋市 N邸		「素人でもなるべくつづけられるように」がわが家のコンセプトです。植栽スペースを木枠で囲み、草抜きや土こぼれを少なくし、美しい景観を保つよう設計してもらったり、透水性の床材を敷いてもらったりしました。　農薬は使わず、100%の収穫を人間が独占するのではなく、虫と分け合うという感覚も芽生えてきました。収穫の喜びや子どもの食育など、世界は広がります。庭を与えられて終わりではなく、家族や地域の人々と一緒につくっていきたいですね。



庭から広がる豊かな世界



ハートフル　　生活研究所畑明宏		「菜園ガーデン」は、私が日頃実践している庭での野菜づくりの提案です。「5本の樹」計画の庭木に菜園を加えることで、庭が小さな里山として、自然との調和がより充実したものになります。菜園ガーデンを暮らしの中に取り入れる素晴らしさを自身の体験を通じて、お客様や一般の方々へ自信を持ってお伝えするとともに、お客様と一緒に「菜園ガーデン」を育てていきたいと考えています。

◎関連項目へのリンク

＞＞コンサルティングハウジング
＞＞健康に配慮した住まいづくり

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