ハイライト | Sustainability Report 2006

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　滋賀県栗東市にある積水ハウスの訓練校。ここには、積水ハウスグループの中で施工を担う積和建設（株）や協力工事店の若い職方さんが集まり、積水ハウスの施工技術を学んでいます。
　訓練カリキュラムには、作業器具の取り扱いや安全衛生などの基礎実技、施工現場で実際の作業の進め方を学ぶ専攻実技などが組み込まれ、実践的、先進的な技術を確実に習得することができます。

　また、住まいづくりには技術だけでなく、暮らす人の快適さを想う豊かな人間性も求められます。訓練校では、全寮制を採用し、共同生活の中で周囲の人々との協調性やチームワークを学んだり、授業において社会人として大切なマナーや経済・文化に関する教養などを習得することで、人間的な魅力の向上も図っています。
　滋賀県のほかにも、茨城県と山口県に同様の訓練校を持ち、これまでに訓練校を卒業した訓練生は累積1,462人に及びます。積水ハウスは、今後も高い技術力と豊かな人間性を持った職方さんの育成を進め、お客様にご満足いただける住まいをつくりつづけていきます。


	訓練校（関西校）全国3カ所の訓練校は公共職業訓練校に準じた位置付けを持つ認定職業能力開発校です。普通課程の訓練コース修了時の技能照査に合格すると、技能士補の資格を取得することができます。

訓練コースは、普通課程（10カ月）と短期課程（2カ月から5カ月）があります。普通課程では、一般住宅建築の基礎知識、積水ハウスについての専門知識、施工現場における安全衛生や社会人としてのマナー、内装、建方などの実習を行い、短期課程では、内装工事、外装工事、基礎工事を専門的に学びます。


基礎工事実習		内装工事実習



卒業生の姿



姫路積水ハウス協力会　神プレ建設（株）難波裕明（写真左）大島尚樹（写真右）		現場ではさまざまな工程があり、多くの技術を覚えなければならないのですが、訓練校で基礎的な技術を学んだことがとても役立っています。（難波）訓練校では「お客様第一」の精神を学びました。お客様の夢をこわさないよう、1棟1棟心を込めて作業しています。（大島）



上司より一言



神プレ建設（株）　代表取締役　谷綛徹		職方が高齢化していくので、技術を伝えるために若い大工を育てていくことの重要性を感じています。訓練校で学ぶことで、基礎的な技術に加え、積水ハウスに携わる人間としての心構えや、先輩の職方やお客様に対するマナーを身につけてくれることも良いですね。

◎関連項目へのリンク

＞＞品質向上のための取り組み
＞＞取引先との協働
＞＞協力工事店の育成

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