「大崎」駅から「高麗川」駅までを結ぶ JR埼京線・川越線
「川越」駅以東の電車はりんかい線にも直通
JR埼京線は「大崎」駅と「大宮」駅を結ぶ路線の呼称で、「大宮」駅から「高麗川」駅までの路線はJR川越線になる。名称としては「大崎」駅から「川越」駅の間と「川越」駅から「高麗川」駅の間を走る電車に分かれることになっているが、直通列車があるためまとめて「埼京線」と呼ばれることが多い。
「大崎」駅から「川越」駅間の電車は「新宿」駅、「池袋」駅、「赤羽」駅、「武蔵浦和」駅、「大宮」駅などターミナル駅を通り、りんかい線との直通運転も行われてお台場方面へもアクセスしやすい。「川越」駅と「高麗川」駅間の電車はJR八高線と直通し、「八王子」駅まで乗り入れる。「川越」駅から「新宿」駅までの所要時間は通勤快速列車の利用で約1時間となっている。
「小江戸」と呼ばれ歴史薫る街並みが残る「川越」駅周辺
埼玉県川越市にある「川越」駅はJR川越線のほか東武東上線も乗り入れている。「川越」駅周辺は「エキア 川越」や「アトレマルヒロ」、「川越マイン」など大きなショッピング施設が集まり、買い物の楽しみが多いのも魅力だ。
川越は「小江戸」と呼ばれる風情ある街並みが残っている一大観光地。とくに「蔵造りの町並み」周辺には多くの歴史的建造物が残されており、人気が高い。
さいたま市の副都心として発展した「武蔵浦和」駅周辺
埼玉県さいたま市南区の「武蔵浦和」駅はJR埼京線とJR武蔵野線が乗り入れ、乗換駅として多くの人が利用している。
「武蔵浦和」駅周辺は交通の利便性などからさいたま市の副都心として位置付けられ、2013(平成25)年には「さいたま市 南区役所」や「さいたま市立武蔵浦和図書館」、「子育て支援センターみなみ」などの公共施設が集まる「サウスピア」がオープンした。「武蔵浦和マーレ」や「ビーンズ武蔵浦和」などショッピング施設も多く、買い物の利便性にも恵まれている。
JR埼京線開通で飛躍を遂げた「戸田」駅周辺
埼玉県戸田市にある「戸田」駅周辺はJR埼京線の開通に伴いベッドタウンとして発展、現在は成熟した街に進化した。
「戸田」駅前には「T-FRONTE」や「ビーンズ戸田」といったショッピング施設が多く建っているほか、「戸田市役所」、「戸田市スポーツセンター」、「戸田市立児童センタープリムローズ」といった公共施設も多く、暮らしの利便性が高い。
多様な街が集まるJR埼京線沿線
歴史を感じられる街、さいたま市の副都心として発展を続ける街、成熟したベッドタウンと個性豊かな街が連なるJR埼京線沿線。ここでは生活スタイルや好みに合わせて住まいの場を選択できるだろう。