上越・北陸新幹線が並行

JR高崎線は「上野」駅と「高崎」駅を結び、東京都、埼玉県、群馬県の1都2県を走る。東京都と埼玉県の境にある荒川を渡ると、そのまま「熊谷」駅付近まで荒川に沿って進み、神流川を渡ると群馬県に入る。

JR高崎線には「東京」駅や「品川」駅へ向かうJR上野東京ライン、「新宿」駅や「品川」駅へ向かうJR湘南新宿ラインも走っており、どちらも「横浜」駅方面へダイレクトにアクセスする。

群馬県最大のターミナル「高崎」駅

群馬県高崎市にある「高崎」駅は、上越・北陸新幹線を含む9路線が乗り入れる群馬県最大のターミナル駅だ。「高崎」駅から「東京」駅までの所要時間はおよそ2時間。上越・北陸新幹線も利用でき、東京都心方面に短時間でアクセスが叶う。

「高崎」駅周辺には駅直結の「高崎モントレー」をはじめ、「高崎オーパ」、「高崎タカシマヤ」など大型ショッピング施設が集まり、ショッピングの楽しみも多い。「高崎」駅内にはグルメをテーマにしたショッピング施設「E-site（イーサイト） 高崎」もあり、スイーツのショップや惣菜店などバラエティ豊かな店が揃う。

埼玉県内有数の桜の名所「熊谷桜堤」が近い「熊谷」駅

上越・北陸新幹線は埼玉県熊谷市の「熊谷」駅にも停車する。「熊谷」駅はJR高崎線や秩父鉄道も乗り入れる交通の要衝で、周辺には老舗の百貨店「八木橋百貨店」をはじめ「アズ熊谷」や「ニットーモール」といった多彩なショッピング施設が揃う。

「熊谷」駅から北に向かうと、2019（令和元）年に開催された「ラグビーワールドカップ日本大会」の会場ともなった「熊谷ラグビー場」がある。また、「熊谷」駅の南側を流れる荒川沿いの堤防は「熊谷桜堤」と呼ばれる桜並木があり、桜の名所100選にも指定されている。

「イオンモール上尾」オープンで買い物の楽しみが増えた「上尾」駅周辺

埼玉県上尾市にある「上尾」駅はJＲ高崎線内でも利用客が多い駅として知られる。「上尾」駅西口には「モンシェリー通り商店街」が広がるほか、東口には「アリコベール上尾」や「まるひろ百貨店 上尾店」などショッピング施設も多く、ショッピングタウンとしてもにぎわう。

2020（令和2）年12月には敷地面積約6万8,000平方メートルを誇る「イオンモール上尾」がオープンし、さらに魅力が高まった。周辺エリアには「上尾運動公園」など大規模な公園もあり、自然に親しむスポットも多い。

買い物や東京都心方面へのアクセスが良好

主要駅周辺では東京都心にも引けを取らない充実した買い物環境が整うJR高崎線沿線。JR上野東京ライン、JR湘南新宿ライン直通電車で東京都心の主要ターミナルへのアクセスもよく、利便性に恵まれた暮らしを満喫できるだろう。