資源循環型社会 活動方針①
ライフサイクルを通じたゼロエミッションの実現

徹底したゼロエミッション
生産・施工・アフターメンテナンス時のゼロエミ100%の継続と深化

活動報告

ゼロエミ100%の継続と深化

 大量の資源を使用する住宅産業において、基本的な構造躯体を自社の工場で生産する工業化住宅のシステムは、邸別生産システムと相まって資源生産性を高めるための有効なシステムとして機能してきました。当社は、これを踏まえて、2002年には工場ゼロエミッション ※1を達成。2004年には廃棄物処理法の特例となる「
広域認定制度

広域認定制度

製品の製造事業者等(製造・加工・販売等の事業を行う者)が、廃棄物となった自社の製品をユーザーから回収してリサイクルすることを目的とした大臣認定の制度です。

」を申請、業界で初めて認定され、制度を最大限活用して新築施工現場(2005年)、アフターメンテナンス(2006年)、リフォーム施工現場(2007年)と、
ゼロエミッション

ゼロエミッション

産業活動により排出される廃棄物・副産物すべてを資源として再活用し、社会全体として廃棄物ゼロを目指す考え方。積水ハウスグループでは「熱回収を伴わない単純焼却ゼロ・埋立処理ゼロ」をゼロエミッションと定めている。

の範囲と精度を拡大してきました。2019年には子会社である積和建設全17社との広域認定制度の共同申請が認定されました。これは、積和建設が請け負う新築木造住宅のゼロエミッション導入を目的としたもので、循環型事業の完成に向けてグループ全体の資源循環体制をさらに強化することとなります。
  • 1 産業廃棄物の単純焼却と埋め立て処分ゼロを内容とする

グループ連携による循環型ビジネスで住宅の長寿命化を実現

図:グループ連携による循環型ビジネスで住宅の長寿命化を実現