バリューチェーンを通じた顧客満足の追求 積水ハウスのキッズデザイン

第14回キッズデザイン賞において、6点受賞

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2020年度は、
 NPO

NPO

Non-Profit Organizationの略称で、さまざまな社会貢献活動を行い、団体の構成員に対し、収益を分配することを目的としない団体の総称。

法人 キッズデザイン協議会が主催する「第14回キッズデザイン賞」において、全受賞作品237点の中から「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」で2点、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で4点、計6点がキッズデザイン賞を受賞しました。当賞の創設以来、14年連続での受賞となります。

<子どもたちを産み育てやすいデザイン部門>

  • 関東住まいの夢⼯場 ⼩林さんち 。
  • 子育て世帯の住環境提案 “在宅ワークしやすい賃貸住宅「シャーメゾン」”
  • Open Village ノキシタ
  • それ、こどもOSです

<子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門>

  • 積水ハウスのキッズでざいん コドモイドコロ
  • 大網白里市子育て交流センター

キッズデザイン協議会と共に、次世代を担う子どもたちの健やかな成長発達につながる社会環境の創出にむけて

 2006年5月、次世代を担う子どもたちの健やかな成長・発展につながる社会環境の創出を目的としたキッズデザイン協議会が発足し、積水ハウスは発足当初から、協力、支援を行っています。「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という、キッズデザイン協議会の3つのデザインミッションに共感し、当社では子どもが安全かつ感性豊かに育つ社会環境、子どもを産み育てやすい社会環境の創出を目指して活動を進めています。


 キッズデザイン協議会の活動の一つとして「キッズデザイン賞」が設けられ、2020年までに14回実施されています。

「積水ハウスのキッズでざいん コドモイドコロ」が第14回キッズデザイン賞を受賞

 子どもの生きる力を育む住まいづくりとして、子どもの成長に役立つたくさんの「居どころ」づくりと、安全・安心、自主性を考えたスマートユニバーサルデザインを追求した生活提案「コドモイドコロ」は、第1回キッズデザイン賞を受賞して以来、最新の研究結果や時代の潮流に合わせてリニューアルを重ねて、第14回キッズデザイン賞子どもたちの創造性と未来を拓くデザインで3度目の受賞を果たしました。
 2020年4月のリニューアルではこれまでのコンセプト・提案に、第13回キッズデザイン賞で特別賞・審査委員長特別賞を受賞した「ベビーOS(3歳未満の乳幼児に特有の思考や行動)研究」の要素や、同年に調査・研究部門で受賞した「疲れにくい勉強環境」の要素が加わりました。カタログに加え、子育ての悩み軽減を目指したリーフレットを作成し、子どもを育てる親の疑問・悩みを解決する住まい提案をQ&A構成で紹介しています。成長過程で身につける感性・知性・身体・社会性の4つの力を、発達に適した時期に伸ばす「コドモイドコロ」は、リニューアル後も多くの方に支持されています。


 今後も研究成果を幅広く商品開発・生活面での安全配慮に活用し、子どもの安全・安心な環境づくりを実現していきます。

子どもの発達に適した「居どころ」づくりを考え、生きる力を自然に育む「コドモイドコロ」

子どもの発達に適した「居どころ」づくりを考え、生きる力を自然に育む「コドモイドコロ」

ベビー期の健やかな育ちを「ベビーのイドコロ」

ベビー期の健やかな育ちを「ベビーのイドコロ」

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子どもの疲労を軽減「疲れにくい勉強環境」

第13回キッズデザイン賞において、「イクメン休業」が優秀賞・男女共同参画担当大臣賞を受賞

 「『わが家』を世界一 幸せな場所にする」というビジョンより、お客様に幸せを提供するためには社員も幸せであるべきという考えのもと、男性社員1ヵ月以上の育児休業完全取得を宣言し、2018年9月より男性社員の家事育児への参画を促す育児休業制度「イクメン休業」の運用を開始しました。円滑な導入ができるよう社内サポート体制を整備し、全社を挙げて取得を促進した結果、開始から1年を経過した2019年8月末時点で取得期限を迎えたすべての男性社員253名が、1ヵ月以上の育児休業を100%取得しました。妊娠がわかってから育休取得までの時間を利用して、自らの仕事や時間の使い方、社内外のコミュニケーションの再認識ができる等、イクメン休業が生み出す価値と効果は「本人とその家族」だけでなく「職場」「会社」「お客様」に広がっています。「育休経験によって上司・同僚や顧客に対しても好影響があるという調査結果は注目に値する。多くの業種業態で取り組むべき先進例である。」として、子どもたちを産み育てやすいデザイン部門において、優秀賞・男女共同参画担当大臣賞を受賞しました。


 社内に蓄積されたデータや事例を基に「キッズ・ファースト企業」として男性の育児参加を促進する社会を牽引していきます。

写真:実際に「イクメン休業」を取得した男性社員とご家族

実際に「イクメン休業」を取得した男性社員とご家族