ステークホルダーエンゲージメント 住環境の質の向上を目指した行政や業界団体との活動

　わが国の住宅・住環境の整備における積水ハウスグループの役割と責任は大きく、多くの業界団体にも所属して、企業グループの枠を越え、住宅業界を先導するさまざまな活動を推進しています。
　サステナブル社会構築と豊かな住生活の実現に向けて、立法、行政、経済界などのあらゆる発言機会で、積極的に意見を発し、提言してきました。特に、国土交通省所管の（一社）住宅生産団体連合会においては、弊社代表取締役会長　阿部俊則がその会長を務め、全社でその傘下の各種委員会に積極的に参加しています。こうした活動により、個人の生活の基盤であるのみならず社会にとっても防災・街づくりなど重要な社会資産である住宅とその関連領域に対して、税制、金融、補助・規制などに対して調査提言を牽引し、業界リーダーとして影響を与える重要な役割と責任を果たしてい参りました。
　具体的には、 の利用促進、長寿命住宅の建築促進による良質な住宅ストック確保などのインセンティブ施策や税制についても、積極的に提言。その結果、取得にかかる各種減税措置の延長や消費税増税対策の一環として昨年度から実施されていた次世代住宅ポイント制度の要件などが実現しています。今後も国の目指す良質なストック型社会の構築に向けて住宅業界が取り組むべき課題への対応を進めていきます。