エコ・ファーストの約束 「エコ・ファースト推進協議会」の活動への参加

積水ハウスは、「
エコ・ファースト企業

エコ・ファースト企業

環境省制定の「エコ・ファースト制度」のもと、地球温暖化対策、生態系保全、廃棄物・リサイクル対策などの環境取り組みが業界において先進的であると環境大臣に認定された企業。

」が自主的に運営・組織する「エコ・ファースト推進協議会」設立時より、議長(第3代/2014年4月~2019年4月)・副議長会社を歴任し、その活動をけん引しています。環境省や他の「エコ・ファースト企業」と連携し、環境先進企業群の環境保全活動の一層の充実・強化を推進しています。

「エコ・ファースト推進協議会」の活動をけん引

 環境大臣から環境先進企業として認定された「エコ・ファースト企業」が、自主的に運営・組織する「エコ・ファースト推進協議会」が2009年12月に設立されました。かねて環境大臣に個別に宣言している「
エコ・ファーストの約束

エコ・ファーストの約束

地球温暖化対策、生態系保全、廃棄物・リサイクル対策などに先進的に取り組むことを環境省制定の「エコ・ファースト制度」のもと、企業が環境大臣と交わす約束のこと。約束を交わし、環境大臣に認定された企業が「エコ・ファースト企業」となる。

」の確実な実践と、先進性・独自性に富む環境保全活動のさらなる充実強化等を「エコ・ファースト企業」が連携して強力に推進していくことを設立の主目的とし、2020年2月1日時点でエコ・ファースト企業全45社が加盟しています。
 当社は、2014年4月から5年間にわたり、「エコ・ファースト推進協議会」の第3代議長会社を務め、現在も副議長会社として、環境先進企業をリードする役割を担っています。国民の環境意識向上にも寄与すべく、環境省や他の「エコ・ファースト企業」と連携し、協議会活動に取り組んでいます。

写真:通常総会の様子(2018年4月11日)/「エコ・ファースト」ロゴを背に左から中川 雅治環境大臣(当時)、議長(当社代表取締役副会長 稲垣 士郎)

通常総会の様子(2019年4月10日)
「エコ・ファースト」ロゴを背に左から森本英香 環境事務次官(当時)、議長(当時・当社代表取締役副会長 稲垣 士郎)

第10回「エコとわざ」コンクールを開催

写真:「エコとわざ」積水ハウス賞作品(大阪市の小学校3年 中田 理仁さん)「過去は水に流しても ゴミは水に流さない」

「エコとわざ」積水ハウス賞作品
(大阪市の小学校3年 中田 理仁さん)「過去は水に流しても ゴミは水に流さない」

 2015年に採択された「
パリ協定

パリ協定

第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)が開催されたパリにて、2015年12月12日に採択された、気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定。日本は2030年までに温室効果ガスの排出量を2013年比で26%削減することを公約。

」において、日本は2030年までに
温室効果ガス

温室効果ガス

二酸化炭素、メタンなど、自然の生態系や人間社会に大きな影響を及ぼし、地球温暖化をもたらしているガス。

の排出量を2013年比で26%削減することを公約しました。その達成に向けて家庭部門では約4割の削減が求められており、国民一人ひとりが意識して取り組まなければ達成することは困難です。そこで、政府を挙げた地球温暖化防止に向けた国民運動「COOL CHOICE」が展開されており、「エコ・ファースト推進協議会」も賛同し、積極的に参加しています(積水ハウスとしても賛同し、参加しています)。
 その一環として、「エコ・ファースト推進協議会」は「美しい地球で暮らしていくために、私たちは何ができるだろうか」を考える機会を子どもたちに提供することで、国民の環境意識の啓発に寄与したいと考え、第10回目となる「エコとわざ」コンクールを全国の小・中学生を対象に開催しました。

 応募作品594点を審査委員会および各企業にて厳正に審査した結果、最優秀賞の「環境大臣賞」をはじめ、加盟企業賞の一つとして「積水ハウス賞」を表彰しました。

関西本社のエコ・ファースト企業で「エコ・ファーストin関西」を組織し、活動中

 関西に本社を置くエコ・ファースト企業(川島織物セルコン、クボタ、三洋商事、滋賀銀行、スーパーホテル、住友ゴム工業、ダイキン工業、ノーリツ、リマテック、積水ハウス)は「エコ・ファーストin関西」を立ち上げ、活動してきました(2018年8月には、「エコ・ファースト企業」の新規認定に伴い、大和ハウス工業、東洋ライスが参加となり、現在12社)。3カ月に一度の情報交換会のほか、琵琶湖の外来魚駆除釣りボランティア活動や大学生との対話イベントを合同で実施するなど、「エコ・ファースト企業」のネットワークを広げながら環境活動や事業活動でのコラボの可能性を探っています。

琵琶湖の外来魚駆除釣りボランティア活動

 琵琶湖では、ヨシ群落の減少や外来魚増殖の影響で、昔から生息していたニゴロブナやホンモロコなどの魚が激減し、貴重で豊かな生態系が乱れています。関西の水源である琵琶湖で起きている問題を一人でも多くの方に理解していただくことを目的に「エコ・ファーストin関西」参加企業の社員とその家族で実施しています。

    参加者数 うち当社 釣果
第1回 2013年9月7日(土) 197人 41人 581匹
第2回 2014年9月6日(土) 241人 43人 803匹
第3回 2015年9月5日(土) 239人 49人 1036匹
第4回 2016年9月3日(土) 247人 45人 567匹
第5回 2017年9月2日(土) 213人 37人 948匹
第6回 2019年4月13日(土) 235人 39人 4匹
  •  2018年度は悪天候により、2019年4月に実施

写真:第5回 琵琶湖の外来魚駆除釣りボランティア活動 集合写真

第6回 琵琶湖の外来魚駆除釣りボランティア活動 集合写真

「積水ハウス エコ・ファースト パーク」に「エコ・ファースト企業コーナー」を設置

写真:エコ・ファースト企業コーナー

エコ・ファースト企業コーナー

 当社の環境活動における象徴的な実証実験住宅3棟などを関東工場(茨城県古河市)に集め、「エコ・ファーストの約束」で示した三つの環境取り組み(「地球温暖化防止」「
生物多様性

生物多様性

地球上のさまざまな生き物たちの豊かな個性とつながりのこと。食料をはじめ、私たちの日常の暮らしは、この生物多様性に支えられて成り立っている。

保全」「資源循環」)を体感できる一般公開施設「積水ハウス エコ・ファースト パーク」では、「エコ・ファースト企業コーナー」を設置し、エコ・ファースト制度やエコ・ファースト企業の認知度向上を図っています。