バリューチェーンを通じた顧客満足の追求 R&Dの拠点「総合住宅研究所」・「住生活研究所」
積水ハウスは1990年に「総合住宅研究所」(京都府木津川市)を、また、2018年には、企業では日本初となる幸せを研究する「住生活研究所」(大阪府大阪市)を開設。住まいづくりに関するハード・ソフト両分野の研究開発を行っています。総合住宅研究所内にある「納得工房」は、住まいについて体験・学習できる施設として、大阪駅前の「住ムフムラボ」は、住まいや暮らしに関する情報発信拠点として、共に多数の方に来場いただいています。
暮らしと住まいのあり方を探り、評価・研究する総合住宅研究所・住生活研究所
総合住宅研究所・住生活研究所の果たす機能
「総合住宅研究所」では、住宅の基本性能の検証や評価をはじめ、新しい構・工法の研究開発、
ユニバーサルデザイン
年齢、性別、身体的状況、国籍、言語、知識、経験などの違いに関係なく、すべての人が利用しやすい施設・製品・情報の設計(デザイン)。
また、「住生活研究所」では、「住めば住むほど幸せ住まい」研究を通じて、幸せという無形価値、つまり、家族のつながり、すこやか、生きがい、私らしさ、楽しさといった幸福感を高めることを目指し、人・暮らしの視点でのこれからの住まいのあり方およびライフスタイルの調査・研究などに取り組んでいます。
総合住宅研究所内に設置した施設「納得工房」では、生活者とつくり手が対話しながら住まいについて体験・学習を行うことができます。さまざまな住宅設備を実際に使って試すことができ、住まいのあり方を考える場として、多数の来場者へ双方向の情報受発信を行っています。
特許保有 795件(2019年1月末時点)
「総合住宅研究所」には体験型学習施設「納得工房」を併設
「総合住宅研究所」では、住宅の基本性能の検証や評価をはじめ、新しい構・工法の研究開発など、健康で安全・安心、快適な生活を目指したさまざまな研究開発や、人・暮らしの視点でのこれからの住まいのあり方およびライフスタイルの調査・研究などに取り組んでいます。
また、2018年8月に開所し、企業では日本初となる幸せを研究する「住生活研究所」では、「住めば住むほど幸せ住まい」研究を開始し、幸せという無形価値、つまり、家族のつながり、すこやか、生きがい、私らしさ、楽しさといった幸福感を高めることを目指しています。
総合住宅研究所内に設置した施設「納得工房」では、生活者とつくり手が対話しながら住まいについて体験・学習を行うことができます。さまざまな住宅設備を実際に使って試すことができ、住まいのあり方を考える場として、多数の来場者へ双方向の情報受発信を行っています。
(2019年度の納得工房への来館者数は、3万130人でした)
住ムフムラボ
ステークホルダー
企業活動がかかわる顧客(消費者)、従業員、株主、取引先、地域社会、行政機関などに属する個人・集団などの利害関係者。
(開設以来の住ムフムラボへの来館者数は、2020年1月末時点で累計81万4244人となりました)
ソフト分野の研究
住生活研究所では、「住めば住むほど幸せ住まい」研究とともに、さまざまな研究を行っています。当社のキッズでざいん「コドモイドコロ」は、空間を子ども視点で考える“子育ち”研究から生まれました。他にも、食から考える生活提案「おいしい365日」、住まいの収納問題を解決する「収納3姉妹」、ペットと暮らす「ディア・ワン」、共働きファミリーのための「トモイエ」、大人ふたりのこれからの暮らし提案、大人HOUSE「間-awai-」など、新しい暮らし方の研究・提案を進めています。
ハード分野の研究
建築技術に関するさまざまな実験・検証を通じ、新しい構法や部材など新技術の研究開発を行い、住宅性能の向上に取り組んでいます。
住宅の耐震性や耐久性に関しては、振動台実験や水平加力実験など、構造体の強度に関する実験や検証を重ねることで「制震」などの技術を生み出し、また、促進試験機による部材の耐候性実験などを通じて、住宅の長寿命化に取り組んでいます。
さらに、人間工学実験の成果をもとに、当社が30年以上前から取り組んできた「生涯住宅」思想に基づくユニバーサルデザイン研究や実大住宅での断熱性能の検証、独自の部材構成で遮音性能を向上させる検証実験、室内の空気質に関する実験・検証などを通じ、誰もが健康で快適に暮らせる住まいづくりを追求しています。
加齢に伴う身体変化を考慮し、バス・トイレ・キッチンなどについて研究。
さらに進化した「スマート ユニバーサルデザイン」として展開しています
住ムフム研究メンバー(https://www.sumufumulab.jp/login/mailregistより入会可能)