資源循環型社会 活動方針⑤
「プラスチック・スマート」の実践
プラスチック・スマート → 施工現場のプラスチック回収100%、ペットボトル飲料の利用大幅削減
活動報告
ペットボトル37万本以上削減
ゼロエミッション
産業活動により排出される廃棄物・副産物すべてを資源として再活用し、社会全体として廃棄物ゼロを目指す考え方。積水ハウスグループでは「熱回収を伴わない単純焼却ゼロ・埋立処理ゼロ」をゼロエミッションと定めている。
一方で、従業員一人ひとりの日々の行動からワンウェイプラスチック削減の意識を向上させるべく、2018年から環境省が海洋プラスチック問題の解決に向けて推進する「プラスチック・スマート~ forSustainable Ocean~」キャンペーンに参加し、
- 社内の会議ではペットボトルを配布・持参せず、代わりに、 マイボトルや環境に配慮された紙コップを使用する
- 社内設置の自動販売機からペットボトル飲料をなくすことに取り組んできました。
1年が経過し、結果検証を行ったところ、社内設置の自動販売機でのペットボトル飲料の販売本数(集計可能分)は、2018年:52万6485本、2019年:15万4212本と約7割に当たる37万本以上の削減を実現しました(熱中症対策等でペットボトル飲料が必要なケースもあるため、100%削減には至っていません)。
従業員からは、「マイボトルやマイカップ持参者が増え、環境に対する意識が高まり、廃プラ問題に関する会話が増えた」 などの意見が寄せられており、従業員の環境意識を高めることにもつながっています。
日本国内で消費されるペットボトル飲料は227億本(2016年度・PETボトルリサイクル推進協議会)であり、当社の取り組みによる削減量は些少ですが、今後も「プラスチック・スマート」に他企業やステークホルダーとともに取り組んでまいります。