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バリューチェーンを通じた顧客満足の追求 活動方針⑤
お客様の暮らしを長期にわたってサポートし、住宅の資産価値を維持・向上

3:すべての人に健康と福祉を 8. 働きがいも経済成長も 9:産業と技術革新の基盤をつくろう 11:住み続けられるまちづくりを 12:つくる責任つかう責任

先進技術に基づくサポートや リノベーション → 顧客満足と優良ストック市場の構築

活動報告

「初期30年保証制度」「ユートラスシステム」と住宅履歴情報データベース「いえろぐ」の充実

 積水ハウスでは、構造躯体と雨水の浸入を防止する部分について「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で義務化された10年間の瑕疵担保責任期間に、20年間の保証を加えた「初期30年保証制度」(2018年4月1日契約分から)を適用。その他、各部位についてもそれぞれ期間内の保証を行っています。また、保証終了後も独自の「ユートラスシステム」で、10年間の再保証が繰り返し受けられます。
 さらに、長期にわたって使用可能な質の高い住宅ストックの形成を目指す長期優良住宅認定制度に基づいて、一邸ごとに多数の建築部材などを電子情報として共有する「いえろぐ」を運用しています。グループ各社が「いえろぐ」に蓄積された履歴データを活用してリフォーム・リノベーションを提案しています。

遠隔での診断を可能にする「スマートインスペクション」

 定期点検時にドローンと床下点検ロボット、小屋裏点検ロボットカメラで高精細画像を撮影し、
クラウド

クラウド(クラウドコンピューティング)

手元のコンピュータで管理・利用していたようなソフトウェアやデータなどを、インターネットなどのネットワークを通じてサービスの形で必要に応じて利用する方式。

経由でオフィスサポートデスクに待機している専門スタッフが速やかに不具合判定を行う、戸建住宅の新たな点検システム「スマートインスペクション」の運用を2019年8月に開始しました。全国29カ所のカスタマーズセンターに順次展開しています。
 機器はスマートフォンやタブレットなどで容易に遠隔操作でき、危険な高所や床下での作業が不要になるため、労働環境の向上が図れます。これにより、点検業務の高齢者や女性などの活躍機会を広げることで、人手不足や高齢化などの建設業界の課題解決にも寄与します。

写真:半自動操縦ドローン

半自動操縦ドローン

写真:床下点検ロボット

床下点検ロボット

写真:小屋裏点検ロボットカメラを使用して点検を行います

小屋裏点検ロボットカメラを使用して点検を行います

既存住宅でもリビング提案「ファミリースイート リノベーション」

写真:RFサポートビーム構造体イメージ

RFサポートビーム構造体イメージ

 新しいリビングのあり方を提案した新築戸建住宅「ファミリー スイート」の考え方を、既存住宅に取り入れた「ファミリースイート リノベーション」の提案を2019年9月に開始しました。当社既存住宅の多くを占める軽量鉄骨造住宅では、新開発の受梁仕様「RFサポートビームシステム」によって既存の構造柱を取り除くことで、細かく間仕切られていた空間を大空間リビングへリフォームすることが可能となり、住宅の資産価値を維持・向上します。

感謝の気持ちを込めた「Life Step System」

 「アフターサポートの充実による住宅の長寿命化」を目指し、多くのオーナー様と接点を増やしていくことが確固たる顧客基盤の構築につながると考えています。

 2019年2月からリフォーム工事など、積水ハウスグループとのつながりの都度、独自の「ステップ」を進呈し、一定のステップ数に達するとリフォーム工事などで利用できる「Life Step Systemチケット」をお渡ししています。