バリューチェーンを通じた顧客満足の追求 「ひとえん」を大切にしたまちづくりの推進
人と人との縁(えん)がつながり広がっていくことを願って、まちづくりでのコミュニティを「ひとえん」と名付け、住民と共に成長・成熟していくまちづくりに取り組んでいます。
現代の社会は、人口減少や少子高齢化、家族形態の個人化・多様化などに伴い、人間関係の希薄化、子育てや介護、地域自治の担い手不足などの課題が顕在化しており、地域コミュニティに対する社会的関心や期待が高まってきています。積水ハウスでは、人と人との縁がつながり広がっていくことを願って、まちづくりでのコミュニティを「ひとえん」と名づけ、住民とともに成長・成熟していくまちづくりに取り組んでいます。
「ひとえん」が目指すもの
人生100年時代にむけた「住めば住むほど幸せな住まいとまちづくり」
- 販売しておしまいではなく、時間軸の意識が必要。
- 住まいにおいては、末長いオーナー様サポートが大切。
- まちにおいては、地域の魅力を維持発展させるための面的な質の向上も必要。
- そのためには住民同士のつながりや、当社と住民、当社と地域とのつながりが重要。
庭木のお手入れセミナーを通じた「ひとえん」(コモンステージ前橋下新田町/群馬支店)
北関東営業本部で初めて先行植栽を行い、当支店で緑豊かな街並みづくりのきっかけになった18区画の分譲地です。多くの植栽を提供している当社の責任として、昨年に続き2度目の「庭木のお手入れセミナー」の開催でした。
ご都合の合わないお客様以外、13組のご参加をいただき、近隣同士のコミュニケーションを育む機会となりました。分譲地外のオーナー様も参加され、17組36名の参加となりました。
小さな一歩でしたが、街づくりにおいて近隣のコミュニケーションの熟成や庭木管理の情報やサービスの提供の大切さを実感しました。(2019年10月)
住民の方が毎年続けているハロウィンイベント(コモンステージ東鳩ケ谷さくら木の丘/埼玉南支店)
「コモンステージ東鳩ケ谷さくら木の丘(2008年~2013年分譲済、全84区)」では、分譲終了後も、住民の方でハロウィンイベントを継続されています。分譲当初、Ⅰ期・Ⅱ期・Ⅲ期と建売を販売している中で「隣人まつり」として、お花見会・七夕、BBQ&花火まつり、クリスマスリースづくりなどを行い、その都度みなさんの自己紹介・料理や差し入れなど持ち寄って頂き、住民の方の交流・親睦を深めてまいりました。真っ先にできたのが、さくら木の丘 野球チームです。毎週朝練からはじまり自然とメンバーが増えてきました。やがては、当社が企画しなくても、住民の方が主体となって、自然と隣人同士でBBQや子どもプール、そしてハロウィンパーティーに繋がっています。
ハロウィンイベント主催住民様より「積水ハウスさんのいろいろな仕掛けにより、コミュニティが生まれ継続しています」と感謝されました。